今日、「首都圏地震対策議員連盟」の「震災対策出前研修会」(東京編)に参加しました。
そこで聞いた名古屋大学大学院の福和伸夫先生のお話は、平たく言えば「毒舌」。柔和なお顔にソフトな口調で言いたい放題。いや、小気味よい。おもしろかった。
まず、高層ビルは揺れないとか安全だとか決め付けるのは間違っている。
地震の揺れ方次第では、高層ビルが(特に上の階ほど)よく揺れることもあるし、同じ構造でも地盤によって揺れ方や危険度は違う。
昔は海や川だったところを埋め立てて、高層ビルをたくさん建てているけど、そういうところに建っている建物は、例え耐震基準を満たしていても、例の耐震強度偽造のA歯氏が設計したものより危険である可能性、大。
それなのに、次々と高層ビルが建設され、便利だから、おしゃれでかっこいいから、と「バカ売れ」している。
それはなぜだと思いますか?・・・先生いわく、「バカだからです。」
最近の企業は、みんな高層ビルにオフィスを持ち、なぜか社長は最上階にいる。
そういう会社の株は買わないほうがいいです、とも。
ちなみに、自分が住んでいる地域の危険度を知る手がかりの一つとして、「地名からその地域のルーツを知る」という方法があります。
サンズイのつく地名、川や田んぼなど、水に関係のある地名だったら危険です。
例えば、渋谷、五反田、品川、田町、浜松町。千駄ヶ谷、信濃町、四ツ谷、市ヶ谷、飯田橋、水道橋・・・。
おいおい、全部じゃん!・・・ってそうなんですよ。
きしゃぽっぽの時代は、煙や騒音で、町なかに線路を通せなかったから、海岸沿いや川辺に走らせてたんですね。今や駅近(エキチカ)にみんな住みたがりますけど。
福和先生は、現代人は「住んではいけない所」に住んでいる、と。
過去に大きな地震があるたびに、日本は大きく時代が変っている(○○時代から××時代へ、または戦争を始めるなど)ということを、学校の先生もおじいちゃんおばあちゃんも、誰も教えない。だから人は、歴史から何も学ばない。
東京に大地震が来たら・・・いや、絶対来るんだけど。いつ来るかの問題であって。
建物の揺れ方などを見たい人は、「運ぶ・回る・揺れる」装置の「ぶるる君」をご覧ください。
また、私が所属するNPOでは、地震や耐震補強に関する一般的な知識を詰め込んで、MSのパワーポイントで紹介する「CD説法士」を作って500円で頒布しています。
お問い合わせは「NPO法人東京いのちのポータルサイト」まで。
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